堀割橋は、1971年(昭和46年)に建設された橋梁です。
日々の雨・風・紫外線などの外的要因により、塗装の劣化が見られてきたので、
劣化した塗膜を除去し再度塗装することで、鋼材の腐食を防止し橋の寿命を延ばすとともに、
美観の回復を図ることを目的とします。
また、現状の塗装に含まれるPCBを除去することも目的にします。
従来工法(ブラスト工法)による塗膜除去では、粉塵が発生する問題があります。
すると、粉塵となったPCB含有塗膜が飛散するため、周辺環境への影響が懸念されます。
また、作業関係者が誤まって吸引した場合、健康被害を起こすため、非常に危険です。
そこで、PCB含有塗膜を飛散させずに現況の塗膜を除去するために、塗膜剥離剤を使用した塗膜除去・回収方法を行います。
施工延長 L=66.54m